・会社から資格取得をするように言われたけど何もしてない。
今月中に受験しないといけないのにもう間に合わないよ。
・勉強時間ってどれくらい必要なんだろう?
こんな悩みを解決できる記事になっています!
私は2022年度の個人的な業務計画の一環として、
AWSクラウドプラクティショナー資格を取得すると会社に宣言しましたが、
計画を立てた時の意欲はだんだんと薄れていくものですね。
2月中に受験しなければならないのに何も準備していませんでした。
毎年同じように寸前になって焦っているのは内緒です。。。
とはいえ、資格の種類は違えど同じような悩みを抱えている会社員は多くいるはず。
この記事では、1週間ほどの準備期間でAWSクラウドプラクティショナー試験に合格し、
短期間でもなんとかなるという希望を皆様にお届けしていきたいと思います!
AWSクラウドプラクティショナー資格とは?
資格の概要
AWSクラウドプラクティショナー資格は、Amazon Web Services(AWS)のクラウド基盤に関する基本的な知識を証明する認定資格です。
AWSは、クラウドコンピューティングサービスのリーダーであり、この資格はAWSの基本的なサービスや概念を理解していることを示します。
この資格は、AWSを利用する業界のプロフェッショナルにとって、クラウドの全体像を把握し、実務に役立つ知識を得るための第一歩となります。
対象者
AWSクラウドプラクティショナー資格は、クラウドコンピューティングの基本を学びたい方や、
AWSの導入を検討しているビジネスパーソン、AWSを使っているが基礎的な理解を深めたい方に最適です。
特に、IT業界初心者や管理職、営業担当者がこの資格を取得することで、AWSのサービスに対する理解を深め、
より効果的な提案や意思決定ができるようになります。
資格の重要性
この資格は、AWSクラウドの基本的な知識を持っていることを証明するもので、クラウド業界におけるスタート地点として位置付けられます。
資格を取得することで、AWSの各種サービスやその利用方法、基本的なアーキテクチャの理解が深まり、
クラウドプロジェクトの推進に役立つ知識を得ることができます。
AWSクラウドプラクティショナー試験の内容
試験の構成
AWSクラウドプラクティショナー試験は、多肢選択問題形式で構成されています。
試験の問題数は通常65問で、試験時間は90分です。
試験はオンラインまたは指定の試験センターで受けることができ、受験者の理解度に応じた問題が出題されます。
試験の範囲
試験範囲は広範囲にわたりますが、以下の主要なトピックが含まれます。
- クラウドの基本概念: クラウドコンピューティングの基本概念、AWSの基本サービス、クラウドの利点など。
- AWSの主要サービス: コンピューティング(EC2)、ストレージ(S3)、データベース(RDS)などの主要なAWSサービスの概要。
- セキュリティとコンプライアンス: AWSのセキュリティ機能、コンプライアンス要件、データ保護の基本。
- 基本的なアーキテクチャと設計: AWSでのアーキテクチャ設計の基本、サービスの連携方法、可用性とスケーラビリティの考慮。
試験の形式
試験はすべて多肢選択問題で、各問題には複数の選択肢があります。
正しい答えを選択する形式で、選択肢の中から最も適切な回答を選ぶことが求められます。
ひとまず参考書を探してみた
時間のない会社員が初めに知りたいことの一つとして、
AWS試験の申し込み方法もあるかと思いますが、
別の記事でまとめていますので、参考にしていただければと思います。
よくわからないながらにも、なんとか受験の予約を完了させ、ひとまず参考書を探すことに。
書店で紙媒体の参考書を探す時間ももったいないし、
通勤電車の中でも勉強しないと間に合わないと感じたので、
今回は電子書籍でいい感じのを探そうという方針でスタートしました。
きみに決めた!
Amazonで「クラウドプラクティショナー」と検索して、
いい感じのレビューがついている参考書に決めようという流れを想定していました。
が、見つけた瞬間これに決めました。
評価もいい感じでなにより「0円」で読めてしまうというナイスな参考書。
お小遣い制の私は試し読みなどもちろんするはずもなく、
0円で試験合格できるなんてラッキー!くらいの気持ちで参考書を選びました。
kindle unlimited会員でなくても0円ですからね。本当、すごい時代ですよ。
AWSを業務で利用しないIT企業勤務者でも、とりあえず0円ですし
みんな読んでみて全く損は無いのでは?と思っています。
初学者にはいい内容かもしれない。でも・・・
これまでAWSについて学ぶ機会はなく、EC2とかS3のような一部サービス名称がわかる程度の知識レベルでしたので、
初学者に向けての参考書としてはとてもいいものだったと思います。
実際の導入事例等の外部リンクも入っているので合わせて読むとイメージもしやすいのでしょう。
ですが私には時間が残されていませんでした。
この勉強方法では知識はつくかもしれないが、1週間後の試験はパスできない。
そう考えた私はこの参考書は2日目で見切りをつけ、ほかの方法を模索しました。
ちなみにこの参考書は、試験などのプレッシャーがないときに読み込んでみたいと思っています。
なぜ0円なのか理解ができない内容ですので、皆さんも手に取ってみて下さい(電子ですが)。
結局暗記ゲーになってしまうんです
毎年のように同じことを繰り返しており、その度に自分の計画性のなさに唖然としますが、
実際のところこれまでは暗記ゲーとの戦いに勝利し続けることができていました。
ですが今回は業務でも触ったことのないAWSが対戦相手となりますと。
残された期間でどれだけの問題に触れるかが合格への近道でしたので、
とにかく効率的に実施できる方法を探しました。
そこで今回はUdemyで問題集を購入することにいたしました。
(※世間的には大したことないかもしれませんが、私は初めて利用したので温かい目で見ていただけますと幸いです。。)
ベストセラーとの出会い。そして、合格へ?
Udemyは初めて利用することとなったのですが、
会社でも資格試験の際にUdemyで問題集を購入した経験のある同僚がちらほらいるようでした。
IT系ですと、なかなか参考書のない分野も多いですからね。
よく利用方法はわかりませんでしたが、一旦参考書を探した時と同じように、
「クラウドプラクティショナー」で検索してみました。
ありがとうございます。ベストセラーのご登場です。
評価件数も点数もものすごいですし、1800円で520問もやらせてくれるとの事。
なにより、タイトルの「この問題だけで合格可能!」から溢れる出ている自信。
きっと高評価をつけている人はこの問題だけで合格した人たちなのかなと思うと、
僕に残された合格への道はこれしかないと悟りました。秒で購入しました。
ひたすら問題を解いていきますか
ひとまずAppStoreでUdemyのアプリをダウンロードしました。
ログインすると購入した問題集が開けるようになっています。
こちらが問題集の中身です(実施済箇所があるのは気にしない事)。
基本レベルの模擬試験が2本、本番レベルが3本、応用レベルが3本あるようです。
「520問」という数字だけでもインパクトは十分ですが、
模擬試験換算にしてみてもすごいボリュームだなと感じました。
【仕切り直し】ひたすら問題を解いていきますか
AWSの基本すら見についていない私ですが、一旦基本レベル①の模擬試験を実施してみました。
その結果はこちら。ドーン!!!
業務利用もなく研修も受けたことの無い私ですが、40%取れました。
「〇〇したい時に利用するサービスは何?」というような問題が大半でした。
やってみて改めて暗記ゲーだなと感じたので、あとはひたすら繰り返すのみ。
ということで2回目以降はこんな感じでした。
ただあくまでこれは基本レベル。100%取れても別に褒められるようなものではないです。
基本レベル②も同様に90%以上のスコアを出せるようになった私は、
本番レベルの模擬試験に挑むこととしました。
基本レベルは1日ちょっとあれば頭に詰め込めるレベルでした。
(注意:この時点での私は完全に余裕ぶっこいてます。基本レベルなのに(笑))
ちなみにこの時点で感動したのは、各設問に対しての解説がしっかりしている点。
ひたすら問題解くために購入した問題集でしたが、この解説のおかげで
普通に知識として頭に入れることが出来そうだと感じたため、
試験の合否に関係なく今後もちまちまやってみてもいいのかなと感じました。
これが本番レベル・・・
続いては本番レベルに挑んでみた編です。
正直なところ基本レベルやってみて「いけるっしょ」と思っていた私です。
基本レベルの問題で出てきたサービス名等ももちろん出題されていましたが、
初見のものが多く惨敗を喫してしまいました(それでも40%は取れました)。
問題の形式も以下の様に基本レベルとは異なっており考えさせられました。
基本レベル:〇〇を△△するためには何のサービスを利用しますか?
だったのが、
本番レベル:ある会社では1000人の社員が△△をしています。××に気を付けながら○○を改善するためには何のサービスを利用しますか?
このように大きく形式が変わりました。
また、基本レベルの問題とは異なり複数選択の問題もあり頭を悩ませました。
とはいえ、基本レベルの模擬試験と同様に一通り問題を解き、間違った部分の解説を読む
というやり方で、点数が取れるようになりました。
ですが、やはり問題の内容もより幅広くなっていますし、複数選択式の問題が本当に難敵で、
見直しをするのに相当時間がかかってしまいました。
基本的には1日1模擬試験実施→見直しで学習のペースで進めておりました。
大丈夫、土日でじっくり詰め込もう
多分一番あてにしてはいけない考え方の一つだと思います。
試験が月曜日だったので、土日で何とかしてしまおうという算段だったのですが、
そううまくいくものではありませんでした。
土曜日は子供を連れて東京ドームシティでドンブラザーズショーを観覧。
初シアターGロッソでしたが、めちゃくちゃ楽しかったので、ヒーロー好きのお子さんがいるパパは
今すぐチケット買いに行ってください。もうすぐ終わってしまいますが本当におすすめです。
日曜日は職場の後輩とラーメンからの焼き鳥屋のコンボをかまし、
めでたく夕方にはいい感じに酔っぱらってしまいました。
その日は勉強をやめ、翌朝模擬試験を進めようと心に誓い眠りにつきました。
試験当日
当日は西新宿の試験センターにて9時からテスト開始となっていたので、
行きの電車での模擬試験で少しでも多くインプットをしようと思っていました。
最後のあがきで実施したテスト結果がこちら・・・
対戦ありがとうございました!
試験終わったら何しようかな~モードに完全に切り替わった瞬間でした。
日高屋で最後の晩餐である「野菜たっぷりタンメン」を食し、いざテストセンターへ。
さて、試験結果はいかに
結論から言いますとなぜか受かってしまいました。
静かな試験室の中で、合格の文字を見たとき思わず、「なんで?」と反射的に発していました。
結果的に合格することができてしまいましたが、
最後に1週間やってみての感想についてまとめてみたいと思います。
結論:1週間で合格することは可能だった
結論から言いますと、1週間でAWSクラウドプラクティショナー試験に合格することは可能でした。
Udemyでの模擬テストでは1発クリアはありませんでしたが、
とにかく多くの問題をこなせたことや、解説がわかりやすいという点が大きかったです。
ここで、私の合格までの1週間を振り返ってみます。
1日目:Amazonで見つけた0円の教科書を読み始める
2日目:教科書での学習に見切りをつけてUdemyで問題集購入
3日目:模擬試験(基本レベル①、②)で90%以上が取れるようになるまで見直し
4日目:模擬試験(本番レベル①)で90%以上が取れるようになるまで見直し
5日目:模擬試験(本番レベル②)で90%以上が取れるようになるまで見直し
6日目:ドンブラザーズショー&秋葉原の仮面ライダー専門店
7日目:朝からラーメン&昼から夕方まで焼き鳥・飲酒
当日:模擬試験(本番レベル③)で46%しか取れず撃沈
後半は見事に誘惑に対する弱さが出てしまっておりますが、
上記スケジュール内容で合格することができました。
ちなみにお気づきの方がもしかしたらいらっしゃるかもしれませんが、
今回購入した問題集520問の内、195問は実施していないんです。
問題集の最後に応用編の試験が3本あるのですが、そこまで回りませんでした。
なので、もう少し時間を確保することができればより精度を高めることもできました。
私は面倒くさがりなので、勉強は1日1時間きっちりやる(それ以上は絶対やらない)、
と決めていたので、もう少し時間が取れそうだという皆さんは、
同じ1週間でももっと余裕をもって進められると思います。
私は叶いませんでしたが、この問題集の模擬試験すべてで70%以上のスコアが取れるようになれば、
試験に合格することはまず間違いないのかなと感じています。
そう思わせられてしまうほどに、問題集の費用対効果がすごすぎました。
最後に
あと1週間以内にAWSクラウドプラクティショナー試験に
合格しなければ!どうすればいいんだろう?
と悩んでいる全国の会社員の皆さん。
大丈夫です。1週間あればまだ間に合いますから。
この記事を読んだ方はすぐにUdemyで「クラウドプラクティショナー」と検索してください。
皆様の幸運を祈っております。
以上!
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